大和芋(つくね芋)をすりおろし、空気を含ませ粘りを引き出してから、うるち米系の粉と混ぜて生地を作り、餡を包んで蒸したお饅頭。
蒸すと膨らむ芋の性質を利用していますが、芋の個体差や季節による水分量の違いなどが左右します。
簡単なようでいて空気の含ませ加減、粉との混ぜ加減、蒸す時の火加減などたくさんの「加減」または「塩梅」が必要になるお饅頭です。
以前作った薯蕷饅頭は、大きすぎて田舎饅頭風。でも素朴な美味しさは同じです。
バレンタインデーにハートの薯蕷饅頭を作ってみたくて試作品を。色や中餡を工夫すれば十分バレンタインにもオシャレです。
リフォーム完成時にお世話になった大工さんたちに配ろうと思い紅白饅頭を作りました。ピンと背筋を伸ばした感じでおすまし系の薯蕷饅頭。