透明感あふれる紅色なので
淡いピンク色の新春落雁を作ろうと思いました。
「鶴」「亀」「鯛」「梅」「富士山」
新春用のおめでたい木型を使います。
粉砂糖:寒梅粉:花梨ジュレ=10:2:約2.5
の割合で混ぜてみました。
この割合ではほんのりとしたピンク色もほとんど出せませんが、あえて着色料は使わずに花梨エキスのみで作ってみます。
淡すぎる紅色・・・
右側写真の一番左にちょこんとのっているピンク色の落雁が粉砂糖の割合を少なくしてみたものです。色はきれいに出ますが、寒梅粉の味が強く出すぎてしまいます。
落雁は砂糖:寒梅粉の割合が10:2ぐらいの時が一番しっくりきます。
それでは花梨ジュレの色合いをそのまま生かすにはどうすればいいのか。
「花梨和三盆」でしょうか。和三盆のみで作る落雁です。これなら寒梅粉などの粉は使わないので自然の色付けという点に関してはうまくいかもしれません。
それとも、この美しい透明感を保つにはやっぱり「花梨錦玉羹」にするのが一番でしょうか。
もう少し悩んでみます。