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花梨

花梨をいただきました

花梨を2個いただきました。

花梨といったら、「のど飴」?、「はちみつかりん」?

実が固いので作業が大変です。どうしようかなと考えていたら数日が経ってしまいました。

 

ネットで調べたら「花梨ジュレ」を作っている人がいます。

「りんごジュレ(アップルジェリー)」なら作ったことがありますが、花梨でもジュレができるんだわ。

 

ならば、決まりです。今年はお正月から花梨で「ジュレ」を作ることにしました。

 

皮をむき種を取り除き小さく切った花梨を鍋に入れてひたひたの水で煮ていきます。

皮も種も全部一緒に入れて、沸騰してから5分煮ます。

煮たものをそのまま放ったらかしにして寝ました。これが昨日元旦の夜です。

 

 

花梨ジュレと花梨ジャム
プルンプルンの花梨ジュレ

 

今朝、鍋の中をのぞくと、ヌルンヌルン状態です!

まるで鯛や鶏肉を煮込んだ時みたい。でもあれはコラーゲンたっぷりの煮こごりですが、こちらは果物のペクチンのなせる技。ヌルンヌルンを見ただけでテンション上がりました。

 

実、皮、種をザルで漉して残った透明の液体を火にかけます。

液体の半量の砂糖を投入し、あとは1時間ほどコトコト煮ていきます。

1時間放っておいたら、エキスが真っ赤に変色していました。

この赤色に変わる頃が第2のテンション上がるポイントです。

 

あとはどれぐらい煮詰めて、どれぐらいの固さのゲルに仕上げるか。

熱い状態から仕上がりゲルを想像するのは難しいですが、ここは経験と勘にまかせるしかありません。

 

火を止めて熱いエキスをガラス瓶に詰め、冷めるのを待ちます。

その間、最初に漉した実も半量の砂糖を加えてジャムに仕上げました。

 

完成したジュレを見る時は最高のテンションです!

きれいな赤色透明のプルンプルンジュレが完成しました。

 

色が美しいのとりんごジュレよりもしっかりとした酸味が残っているのがすばらしいです。

 

さて、この「花梨ジュレ」を使って何を作りましょうか?

これだけしっかりした固さならなんでもできそうな気がしてきます。

 

そうだ、手始めに「花梨落雁」を作ってみようと思いまました!